ロールキャベツはトマト味

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理想の食パンの焼き色

毎日の朝食は大抵食パンとミルクティーで済ませている。「あと5分」と頑なに粘り続ける自分を無理やり布団から引き剥がし、ベッドからなんとか這い出てキッチンへ向かう。トースターに予熱を入れ、電気ポットでお湯を沸かす。マグカップを出したら水を飲み、ついでに飲むヨーグルトも一気飲みする。大体むせる。マグカップをわざわざ洗うのが面倒なので、サッと水で濯いで紅茶のティーバッグを1個もしくは2個放り込んで砂糖も適当に入れる。甘めが好きなので基本はお砂糖多めで。ついでに職場に持っていくタンブラーにほうじ茶のティーバッグも入れておく。そうこうしているうちにトースターの予熱がそろそろ出来ている頃合いなので、食パンにその日の家にあるもの(チーズとか)を適当に載せたりして焼く。お湯が沸いたら紅茶とほうじ茶を淹れる。

こんなところが私の朝のルーティンである。あと30分早起きすれば色んなことに余裕があるのだが、それが出来れば苦労しないのだ。

さて、ここからが本題である。トースターで焼かれている食パン。その焼き色の話だ。私はかなりしっかり焼き目をつけたい派である。できれば食パンの面全体が食パンの耳くらいのきつね色になるのが望ましい。ほとんど焼き目がつかないくらい浅く焼かれた食パンだと「トーストした」という感覚にならないので、そういうときはもう一度焼く。しっかり焼く。たまに家族に「ついでに私のも食パン焼いといて」と焼くことがあるが、大体の場合あとで「焼きすぎでは…?」と言われる。そんなことはない。カリカリに焼くことこそがトースターの務め。さぁ至高のカリカリトーストを食せ。カリカリのパンの耳は最高ですよ。そんなふうに反論すると渋々といった様子でパンを齧り始める。私はご満悦な顔をしている。

私もたまには薄めの焼き色にしてみようかと思ってはみるのだが、そう思うだけで毎回しっかりと自分好みの焼き色にまでしてしまうのだ。

あなたの焼き色、どんなかんじ?

 

 

チキンタツタを食べる日常

チキンタツタ。マグドナルド期間限定メニューのチキンタツタ。美味しいですよね。わかります。あの厚めのバンズとフライドチキン(タツタ)のジャンキーな味がいい。今度はレモンの方も食べようと思う。

さて、昔からマグドナルドに行けば、ほぼ100%とも言っていいほど「てりやきマックバーガー」(以下てりやき)を選んで食べていた。というより、それ以外の選択肢を知らなかったと言ったほうが正しい。初めて、てりやきを食べたときにあまりにも美味しくて「こんなにも美味しいものが!?」と驚いて以来、ずっとてりやきを食べている。似たような感覚でミスタードーナツに行けば「オールドファッションとチョコレートリング」、丸亀製麺に行けば「ぶっかけうどん(冷)」のように、ほぼ固定メニューを選ぶ人生だった。何故そうなのかはわからないが、なんとなく「ここでは、これを食べるものだ」という勝手なマイルールを作っていた。今考えると本当に意味がわからない。まぁ選択をあらかじめ決めておくのは時間の節約にはなるし、期待通りの味を味わうのはハズレを選ばないということでもあるのだが。

「え?マクドの期間限定メニュー食べたことないんですか?もったいない!」

そう言われたのは去年のことである。今までずっと、そういう期間限定メニューとかメニュー開拓をしたことがないと職場の同僚に話したらこう返ってきた。

「なんで?なんで?てりたま美味しいですよ!他にもメガマックとかダブチとかベーコンエッグとかあるじゃないですか!」

なんで?と言われましても私にもわからないのだ。なんとなくそういう風になってしまったというだけで。

「えー!てりたまとか美味しいですよ!あとね!新メニューとかは食べると楽しい!」

楽しい。なるほど。

というわけで、たまに気になる新メニューがあったら積極的に買ってみることにした。生まれて初めて食べたてりたまはとても美味しかったし「おぉ、私は今、期間限定のものを食べている!」という高揚感も得られた。あと「期間限定メニュー食べたけど美味しかったよ!」と何気ない軽めの話題にすることが出来るのもいい。そして、そういう会話は大抵楽しい。

 

「てりたま、初めて食べたけど美味しかったよ。教えてくれてありがとう。」

そう同僚に言うと、

「でしょー!!!」

と満面の笑顔と共に元気な声が返ってきた。

 

 

わきまえないカレーの食べ方

確か、安倍晋三氏が総理大臣だった頃によく使われた単語は「忖度」で、今回の森喜朗氏は「わきまえる」ですか。そうですか。両方とも暗に「余計なことを言わずに黙ってろ」という権力を笠に着た連中が弱者に圧力をかける使い方をされている。よって、腹が立って仕方がない今日この頃である。

 

話題を変える。昔の話だ。私がまだ新卒でピカピカの社会人1年生だったころの頃、上司と2人で営業同行していた。得意先との長い商談を終えて昼食を取ろうという話になり、そのとき近くにあった適当な喫茶店に入ることに。彼(上司は40代前半の男性である)がカツカレーを注文したので、じゃあ私もと同じものを頼んだ。雑談をしたり商談内容を手帳に書いていたら、店員が「お待たせしました。」とカレーを運んできた。じゃあ食べましょうかと、手を合わせて「いただきます」をしてからスプーンを手に取る。食べる。可もなく不可もない普通のカレーライスである。強いていうなら、上に乗っているトンカツが薄くて揚げすぎなのか固くなっているくらいか。専門店でもないし、こんなもんかと黙々と食べていると、

「あのさあ。」

と彼に声をかけられた。そのまま言われる。

「カレーライスの食べ方ってわかる?」

「…はい?」

すいません。何を仰りたいのかわからないのですが。

「こうやってご飯をカレールーの方に寄せつつ、食べていくんだよ。じゃあ食べ切った時に綺麗になるでしょ。」

そう彼がスプーンを使ってご飯を寄せながら言うので、私は自分のカレーライスを見つめる。真ん中あたりにあるカレールーと白ごはんの境目を攻めていくのが私の食べ方だ。あとご飯は右側、ルーは左側と決めている。半分くらい食べていたので、皿の上はそれなりにゴチャゴチャとした様子になっている。

「ほら、こうした方が綺麗でしょ。皿を洗う側の気持ちになってみたらいいよ。」

彼の皿の上はとても綺麗なもので、ご飯に追いやられていたルーが皿の上に微塵も残ることなく食べられていた。

「そうですか。うーん、でも私はこうやって真ん中から食べるのが好きなんですよね。ありがとうございます。」

私はそう言った。何回かご飯を寄せて食べてみたけれど、なんとなくしっくりこない。そのまま食べる。最後はもちろんスプーンで出来る限りこそぎ取って食べた。皿はお湯でざっくり洗ってからどうせ食洗機かけるし、カレーを食べる人が全員あのような食べ方をしているわけでもないでしょ。当時はそう判断した。

 

はあ。とため息をついたのは彼だった。

「せっかく教えてあげたのに何なの。」

半ば吐き捨てるように言われたその言葉と、彼の不愉快さを隠すような笑顔が忘れられない。そこから非常に、非常にありがたいお説教が始まった。新卒のくせに生意気だ。上司の忠告を受けないその態度は何?、そんな性格で社会で生きていけると思うな。ほら、女の子なんだから可愛げがないと。いや、だからさ、君のことを思って言ってあげてるんだよ。わかるでしょ?、俺だって怒りたくない。わきまえなよ。

 

わきまえなよ。

 

「…すみませんでした。」

やっとの思いで、私がそう言うと、ようやく満足したのか、テーブルに備え付けてあった爪楊枝を手に取り、歯茎に挟まったらしい何かを取り始めた。そんな様子を見ながら、私は胃の中でグルグルし始めたカレーをどうにか収めるのに必死だった。吐きそうだ。

 

そういうわけで、私は人前でカレーライスを食べるのをなるべく避けるようになった。もしくは私と同じように好きに食べる人の前でしか食べない。今では「まぁそのときくらい面倒なことになる前に、上司の言うこと聞いておけばよかったかも」とか色々と思うことはあるけれど、同時に「カレーライスくらい好きに食べさせろよ」とも思う。実際のところ、カレーライスの食べ方のマナーってそんな、一般的なものになってるのだろうか。

あれから数年経ったけど、未だにわからない。でもこれだけは決めている。もしも、またあの上司に会うことがあって、もしもカレーライスを食べることがあったら笑顔で好きなようにガツガツ食べてやると。わきまえてたまるか。

ミルクティーは、なみなみで

「コーヒーか紅茶か。」と問われれば、即「紅茶。」と答えるくらいは紅茶派である。毎朝紅茶を飲むし、好きな茶葉の種類とブランド、好きなティーサロンも言える。アイラブ紅茶。しかし、好きだからといってそこまで味や香りにこだわりはなく、普段はスーパーで売られている大容量パックのものを飲んでいる。もちろん、お高いものも好きだが。

我が家には一応、ガラスのポットもあるけれど、私にとっての紅茶はマグカップに熱湯を適当にダバダバと注いで適当にティーバッグをポイと投げ込んで作るものだ。本当はマグカップを予熱しておくとか、ティーバッグを入れたあとは蓋をして何分か蒸しておくとか、色々しておいた方がいいことはあるのだろうけど基本的にはダバッ、ポイッで淹れるのが私流である。

自分が紅茶派と気付いてから何年経つのかもう検討もつかないが、紅茶に関することで私が夫と暮らし始めてから指摘されたことが1つある。そのときの彼の言葉はこうだ。
「どうしていつもそんなにマグカップなみなみに紅茶いれるの?溢れそうになってるよ?」

え?いやいや普通くらいでしょと、そのときミルクティーを淹れていたマグカップをじっと見る。おおよそマグカップの9割6分くらいは入っているだろうか。ミルクティーの水面が揺れてほんのりと湯気も見える。あぁ、いい香り。早く飲みたい。
「うーん、沢山飲みたいからじゃない?」と答えておいた。全く気にしたことがなかったので憶測でしかないが。
そうかなぁ、と夫が不思議そうに首を傾げていたが、その日の会話はそれで終わった。

そして何ヶ月か経ったある日のこと。休日だったので丸一日家にいて朝昼晩とそれぞれ違うマグカップでミルクティーを飲んだ。それで気づいた。私はマグカップなみなみで淹れるのが好きなのだと。使ったマグカップはそれぞれ大きいもの、普通くらいのもの、小さめのものだったが、きっちりと全部のものにカップの8割ほど紅茶を入れて残り2割弱牛乳を入れてミルクティーを完成させていたのだ。いつのまにか自分の黄金比ができていたらしい。ちなみに1番大きなマグカップは400ccを優に超えるものなので我ながら流石に入れすぎではと反省した。

ならばと、マグカップに合ったミルクティーを作ってみようではないかとやってみることになった。いつもより少なめの熱湯、いつもより少なめの牛乳、うん、これでよし。これならカップを持って歩いても溢れることはないだろう。

……。

家で淹れるときくらい、好きにしてもいいよね?

炭酸飲料が飲めない問題

私がまだ幼い頃、恐らく5歳かそこらの歳だったと思うが、父がコーラを缶から飲んでいるのを見て「私も飲みたい」とせがんだことがある。父は特に嫌がりもせず私に缶を渡した。「お父さんが美味しそうに飲んでいるコーラだ!」とウキウキしながら缶を口へと運んだ。

「なにこれ口が痛い!」
そう言いながら缶を突き返すと、父が笑いながら
「そうかぁ、まだ早かったかぁ。」
と頷いていた。それから
「もう少し大人になったら飲めるよ。」と言ってくれた。「そうか、大人になれば飲めるのか。」なら待とうじゃないか。私だっていつかコーラを喉を鳴らしてゴクゴク飲んでやる。

それから22年が経った。
炭酸、飲めない。全然飲めない。成人したのはとうに過去の出来事だというのにまだ飲めない。年齢も見た目もすっかり大人になったというのに全く飲めない。悲しすぎる。幼い頃の私の夢だった「ビールと餃子」、「コーラとポップコーン」、「ハイボールと唐揚げ」の組み合わせは未だに私の叶わぬ夢である。何回挑戦しても、あのシュワシュワとした刺激が口から喉に広がるのを痛いと感じてしまう。痛いのでチビチビ舐めるように飲むしかない。爽快感なんて微塵も感じない。飲んだ後に鼻に抜ける独特のガスもどうにも苦手だ。

どうして私だけ美味しく炭酸を飲めないのだろう。
どうして他の人はあんなに炭酸を堪能しているのだろう。居酒屋で「はい、じゃあとりあえずビールの人は挙手して。」と言われて、1人だけ手を挙げれない虚しさと気恥ずかしさ。宴会で乾杯用にと小さめのグラスに注がれたビールを飲み干せないときの申し訳なさ。私は映画館でコーラとポップコーンを楽しめない。酎ハイも、カルピスサワーも梅ソーダも飲めない。それどころか、クリームソーダも私は飲めないのだ。うわぁん。そう泣きつくと心優しい「炭酸飲める村」の村人たちは、 「コーラとかサイダーは炭酸がキツいから、カルピスソーダとかの弱いやつを飲めばいいよ。」と助言を私に授けてくれる。炭酸が飲めない大人なんておるのか。そんなはずはあるまいと、数々の炭酸飲料を教えてくれる。ファンタグレープ、ペプシコーラ三ツ矢サイダーストロングゼロアサヒビールなどなど…いや、だから、飲めないんだってば!!!!!
あぁ、いつか飲めるようになりたい炭酸系飲料。今度人間に生まれ変わったらオプションとして「炭酸系飲料が飲める」を絶対に、絶対につけておいてほしい。

運命かもと思ったメロンパン

突然ですが質問です。
あなたはどこのコンビニのメロンパンが好きですか。
ローソン?ファミリーマートセブンイレブン?それとも他のコンビニで売ってる製パンメーカーのもの?ちなみに私はローソンのメロンパンが1番好きだ。次点ではセブンイレブン。ローソンのメロンパンは生地の水分量が多くて、トースターで温め直してもパサパサしなくて、最後まであのしっとり生地とザクザクのクッキー生地が楽しめるのが実にいい。セブンイレブンのものは、「発酵バターを使ってます」とパッケージに明記しているだけに、バターの風味がしっかりと感じられるフカフカの生地が特徴で、コーヒーと合わせても負けない味の強さがある。
さて、私が何故、メロンパンの話をしているかと言うと、全く同じ内容の話をしたことがあるからだ。恋人になる前のかつての夫と。

あの時は、確か友人カップルと夫と遊んだ帰りに遅くなったからと車で送ってもらっているときだった気がする。前の席には、友人カップル。後ろの席には、ほろ酔いで気分のいい私。隣には彼(夫でもなければ恋人でもない関係だったのでこう書く)がいる。
「喉が渇いた。」
と私が言うと、彼が、
「小腹がすいた。」
と言い出し、車内はあれが飲みたいこれが食べたいとうるさくなった。ココアが飲みたい、ポテトチップスが食べたい。できればコンソメパンチのやつ。うるさい静かにしなさい。
そして、
セブンイレブンのメロンパン食べたい。セブンイレブンのやつが1番好き。」
そう言ったのは彼であった。私は大層驚いた。具体的に言えば心臓が3秒くらい止まったんじゃないかというくらい驚いた。そのとき、私のカバンの中に入っていたのは、まさしくセブンイレブンのメロンパンだったのだから。

「そうだ。明日の朝ご飯はメロンパンしよう。」心の中でそう固く決意し、たまたま近くにあったセブンイレブンに立ち寄って購入し、そのまま友人カップルと彼と遊んでいたのだ。なんたる偶然。あと白状すると、そのときの彼は私にとって好きな人であり、片想いの相手だったので、とてつもなく嬉しかった。好きな人の好きなものを私が持っている。そう思うだけで自分のオーラがほんわかピンクになったのではないかと錯覚するくらい浮かれた。
「私、セブンイレブンのメロンパン持ってるよ!あげる!」
そう言うが早いかカバンからメロンパンを鷲掴みにして彼に差し出した。
「は!?そんなことある!?」
目を剥いて驚いたあとにゲラゲラ彼が目尻にシワを寄せて笑うので、私の心は破裂しそうになった。
「でもこれは貴方が食べたくて買ったんでしょ?自分で買いに行くからいいよ。ありがとう。」
と彼が言う。
先程の文を訂正する。破裂した。なんかもう私の欲とか愛とかをごった煮にしたような感情が洪水ごとく勢いよく胸の奥から溢れ出していた。顔がにやけてデロデロに溶けそうになるのをなんとか抑えてから外を見るふりをして顔を窓に向けた。脳内では聖歌隊が「ハレルヤ!」と絶叫している。こんな顔を彼に見られたらたまったもんじゃない。先生、これが恋ですか。
こういう出来事があったので、セブンイレブンのメロンパンは私と夫にとってキーアイテムとなっている。見るたびに嬉しい。しかし、私はやっぱりローソンのメロンパンが1番好きだということをコッソリここに書いておくことにする。

ロールキャベツはトマト味

多くの人が「最後の晩餐に何を食べたい?」という話題で盛り上がったことがあるだろう。皆んなから思い思いに最高級のステーキ、寿司、バケツプリンなど非常に夢のある答えが聞けてとても面白いので、やったことのない人は是非暇な時にでもこの話題を持ち出してみてほしい。
さて、私の最後の晩餐に食べたいものは何かを考えてみた。お気に入りのフレンチレストランのスペシャルコース、ロッテのチョコパイ、地元のお寿司屋さんのぎっしりと具の詰まった巻き寿司、元バイト先の名物だった皮がサックサクのクッキーシュークリーム、いやいや、やっぱりロッテのチョコパイ…あれやこれやと考えた結果、「母の作ったロールキャベツ」という答えに落ち着いた。なんだか平凡な答えで少し残念である。
何を隠そう、私はロールキャベツが大好き。母が作ったものなら最高。小躍りしちゃう。それくらい大好きだ。物心ついた頃から私の大好物はロールキャベツで、自分の誕生日が近づくと「お母さんのロールキャベツが食べたいなぁ。」と母にそれとなくおねだりしていた。母はこの非常に非常に手間のかかって面倒くさい料理を(だって玉ねぎを炒めてひき肉を捏ねて、キャベツで巻いて煮るんですよ!?工程数よ!)、何度も私がおねだりするたびに作ってくれた。ストレートな愛情表現が苦手な人だったけれど、そういう部分での愛の与え方をする人だった。
私がある程度大きくなってからは、レシピを教わって自分で作ることも増えたが、何故か母の味には敵わない。では、ここで我が家のロールキャベツのレシピをちょっとだけご紹介したいと思う。

用意するもの
・大きなキャベツ
・大きなお鍋
・ひき肉、玉ねぎとかそのへん
・スライスベーコン
コンソメキューブ2個くらい
・ケチャップ大さじ2くらい
・水溶き片栗粉

要は「大きなお鍋でいっぱい作る」のがコツらしい。そして味付けはコンソメキューブとケチャップ。トマト缶やデミグラスソースで作ったロールキャベツも素晴らしいものがあるが、私の舌に馴染んでいるのは、この少しぼんやりし たトマト味のものだ。ちっとも気取ってない。そしてこれを白ごはんと一緒にガツガツと食べるのが最高なのだ。至高の幸せと言ってもいい。

あぁ、また食べたくなってしまった。早く春キャベツの季節が来ればいいのに。そうしたら、また「お母さんのロールキャベツが食べたい。」と母に連絡が出来るのに。