何もなくても

f:id:sasanopan:20240814212239j:image

 

盆休みを利用して「やらなきゃな…。」と思っていたタスクをひたすら実行している。棚の整理とか、衣替え(今更すぎる)と断捨離とか、ベランダ掃除とか。その中に「防災リュックの中身の見直し」があったのでやり遂げた。元々あったのだが、中身の確認と見直しを行い(カトラリーは用意していたが紙皿がなかったので買うなど)、飲料水の買い足しもしておいた。何もなくても用意が大事。

にしても日本の住宅状況を考えると全ての人間に「防災グッズを常日頃から用意しておいて。○日分の食料を用意しておいて。」というのは、すごく難しい問題だよなとも思う。一体、食料の在庫はどこに置くのか。狭く、収納もあまりない住居が多い。「買い占め問題」がメディアで報道されているが、仕方ない部分もあるのではないか。では、どうしたらいいのかと勝手に悩んでいる。いつ自分が、と思いつつ、能登半島を、山形県を、宮崎県を、ガザを、ウクライナのことを、世界のことを考えている。そして、思考が広がったり縮んだりして、「私は結局自分のことしか考え、行動していないのだ」と防災リュックを見つめる。私が寄付した微々たる小遣いはどこに行っているのだろうか。役立っているのだろうか。役立っていてほしい。そう思いながら寄付サイトを開き、ポチポチと寄付をした。そんな盆休みのとある1日。

 

KiE