明日の君へ

三連休が終わってしまったので、渋々明日の労働のために用意をしてから寝ることにする。食器を片付け、ゴミをまとめ、お茶を作り、靴も出しておく。明日の私はさぞかし今の私に感謝するだろう。しかしながら、明日の私はもはや他人なので感謝もせずに当たり前のように朝の支度を済ませて労働へ向かうだろう。少しだけ快適さを感じながら。

明日の自分も昨日の自分もつくづく他人だなと思う。そう考えれば気が重い来月の仕事も未来の自分、つまり他人任せだなと気づいた。結局のところ、目の前のことをひたすらひたすらに、もがいてこなしていくしかないのだから。

ただし、肉体的には私は一続きであるので、肉体の私に恨まれないようにできる限りのことはしなければならない。できるだけ仕事を残さないとかそういうの。明日の私よ。頑張っておくれ。あとは頼んだ。

 

KiE