アジフライは変化の味

今日の晩ご飯は何にしようかなと帰宅中に考えていたとき、ふと「そうだ。アジフライだ。」と思いついた。我が家はあまり揚げ物をしないので、献立に変化をつけるにはピッタリだ。しかも魚もあまり出てこないのでこれはピッタリすぎるほどではないか。キャベツも確か冷蔵庫にあったはずだ。付け合わせはキャベツの千切りと相場が決まっている。白菜もあったので白菜に浅漬けでも作ろう。汁物はいつもなら味噌汁を選ぶところだが、ベーコンと白菜のミルクスープにしよう。

さぁ、そうと決まればアジフライを求めて近所のお肉屋さんへ足を進める。お肉屋さんではあるが、揚げ物を出してくれるところで、トンカツやコロッケだけではなくアジフライもあるのを私は知っているのだ。ふふふ。

こんばんは。アジフライ2つ。

揚げますか?

はい、お願いします。

そんなやりとりをして数分待つとアツアツのアジフライを渡された。既に最高の予感である。そのまま早歩きで帰宅し、炊飯器に研いだ米と水をセット、白菜をざく切りにし、半分はボウルに、半分は小鍋に、ザクザク、ドサドサ、グツグツ。卵が沢山あるのでだし巻きも作ろう。さつまいものかけらも残っていたしミルクスープに入れようかな。いやいや、さすがに作りすぎでは?あ、そろそろ夫が帰ってくる。喜んでくれるといいなと思いながら「おかえり」と声をかける。

今日はアジフライだよ!

 

KiE